首イボの取り方、原因、予防方法
首イボは、自宅でも取ることができます。
でも、首イボなら保険も効くので病院で取ってもらった方が安心です。
費用も保険治療内(三割負担)で約1,000円で済みます。
病院での治療法には3通りあります。
- ハサミで切る
- 液体窒素を使う
- レーザー療法
ハサミで切る
医療用のハサミで突起した首イボの部分だけ切り取ります。
処置が終われば化膿止めの軟膏を塗って絆創膏を貼って完了です。
液体窒素
突起した首イボではなくウイルスによって感染してできたイボや、平たいイボを取り除くときに使われる方法です。
摂氏マイナス約200℃の液体窒素を使ってイボ細胞を壊死させます。
一度の治療で終らず数回繰り返し治療を受ける必要があります。
保険治療内(三割負担)で約2,000円の治療費がかかります。
レーザー治療
「炭酸ガスレーザー」を使ってイボの組織を壊死させます。
液体窒素よりもキレイに除去でき再発しにくいといったメリットがあります。
液体窒素と同じで数回の治療が必要になります。
保険適用されず、イボの大きさによっては1回で5000〜10000円かかります。
自宅での治療法
首イボは自宅でハサミで自分で切り取ることができます。
前述したように痛みもほとんどありません。
注意することは、深く切りすぎないことと、ハサミはしっかりと消毒をして、
除去した跡は、消毒や化膿止めの軟膏をぬって絆創膏を貼り清潔に保つことです。
もしイボがウイルス性のイボだと悪化したり深刻な傷になってしまう事もあるので心配な時は皮膚科に相談して下さい。
化粧品を使う方法
首イボは自宅でハサミを使わずに化粧品を使う方法もあります。
イボ治療効果がある「ヨクイニン」配合の化粧品が効果的です。
「ヨクイニン」はイネ科ハトムギの種子のことで、肌を綺麗にする効果もあることから、様々な化粧品にも使われています。
速効性を求めるなら錠剤を摂取してもいいでしょう。
薬として抵抗がある場合は、自然成分由来のハト麦茶を飲むことをおすすめします。
首イボとは
米粒よりも小さな突起物で茶色あるいは肌色をしている「アクロコルドン」という老人性疣贅(イボ)の一種です。
「アクロコルドン」の大きさは1〜2o程度で、皮膚の老化や紫外線・摩擦の影響でできやすいです。
また、乾燥肌の人は更にできやすいです。
多くは30歳以上からできやすく、加齢とともに増えていきます。
更年期を過ぎた女性や肥満の人に多く見られます。
擦れる刺激が原因だとも言われているので、放っておくと服の線維がイボを刺激すると、どんどん増えて大きくなっていくようです。
対策
乾燥や衣服による摩擦を防ぐ。
首のまわりを刺激しない服を選ぶ。
アクセサリーも極力つけないようにしてください。
皮膚が潤うと服や下着による摩擦を減らすことができるので保湿をしっかり行いましょう。
UVカットも顔だけでなく首にも1年中しっかり塗って下さい。
首筋を洗う時にも強い刺激は与えないようにしてください。